卵から生まれた朱蒙伝説 07/07/21 Saturday
↑ ダ、ダブル不倫?!
冗談はさておき、とりあえず4日で60話まで見てしまいました(呆)
家の中は完全に廃人の棲家と化しています~とにかくすごい、すごすぎるぞ、チュモン~!!
たいしたイケメンもいない大河ドラマなのに(身も蓋もないけど・・)、すごいスピード感と緊迫感の連続で目が離せません!この辺が週1だとどう感じるのか、ちょっと不安だけど、ノッてきたら毎週の放送が楽しみになることでしょう~。
さて、朱蒙顧問のhiromamaさんが言っていた、朱蒙が卵から生まれたという神話が気になり、ちょっと調べてみました。
【朱蒙伝説】
朱蒙は河伯(水神)の娘である柳花(りゅうか、ユファ)を、天帝の子を自称する解慕漱(ヘモス)が孕ませて出来た子と言う。扶余の金蛙王(クムワ)が柳花を屋敷の中に閉じ込めていると、日の光が柳花を照らし、柳花が身を引いて逃げても日の光がこれを追って照らし、このようにして柳花は身ごもり、やがて大きな卵を産んだ。(古代朝鮮では卵は神聖なものとされており、この話は朱蒙を神格化するためのものであると考えられる。)金蛙王はそれを気味が悪いとし、豚小屋などに捨てさせるが、豚がおびえて近かづかなかった。金蛙王はあらゆるところに捨てようとしたが、鳥が卵を抱いて守った。終いには自らで壊そうとしたが硬くて壊せなかった。数日後卵が割れ、男の子が生まれた。それが朱蒙である。 『ウィキペディア(Wikipedia)』より
なかなかすごい神話です。でも、ドラマでは卵から生まれなかったよ。。。
それにホジュン演じるクムワさんは、ユファさんと朱蒙をとっても大事にしていました(最初は)。
朱蒙の生年は不詳となっていて、没年も「前19年か?」とはっきりせず、初代高句麗王としての在位年も「前37年?-前19年? 」となっていました。家にある歴史年表によれば、ちゃんと「前37年、朱蒙、高句麗建国」となっているんだけどね。
ちなみに朱蒙息子については、「瑠璃明王(るりめいおう、生年不詳 - 後18年)は、高句麗の第2代王(在位:前19年 - 後18年)」となっているから、やっぱり朱蒙は前19年に亡くなり、息子が王位を継いだということになるんでしょう。
前37年-後668年までの高句麗の歴史の中で、初代高句麗王朱蒙を神格化する神話が語り継がれてきたことに興味を持ちました。ドラマの中では、朱蒙の父解慕漱(ヘモス)将軍の偉大さが民の中に根強く残っている背景があります。金蛙(クムワ)王の後を継いだ帯素(テソ)などは、ひどい圧政や殺戮などで民心は離れていたし。国を引っ張り、民心をつかむのは、王の人徳なんだなあと改めて実感。だってチュモンとテソの器の大きさが違いすぎるんだもん~!テソの弟ヨンポなんておバカでおバカでいっつも笑ってしまう(コメディ要員か?!)
そして、朱蒙のダブル不倫のお相手(笑)、召西奴(ソソノ)が後に建国することになる百済。
時代の流れによって、百済は660年、高句麗は668年に、ともに新羅と唐(もう漢じゃないよね)の連合軍に滅ぼされることになる。。。
歴史年表ではたった1行の記述だけれど、ドラマを見ていて、国が戦いによって大きくなったり滅びたりすることが、どんなに多くの人命の犠牲の上に成り立っているのかということを、目の当たりにしている思いがしました。そして権力をめぐる人間の醜い争い、女同士の争い・・・なーんて、語り出すと今は止まらなくなる危険な私です(笑)
そういえば、しつこくスターウォーズの話だけど(笑)、正確な敵地の地図を作るために多くの犠牲を払った・・・という作戦会議での話の時、「デス・スターの設計図を作るために多くの犠牲を・・・」というシーンを思い出して胸が熱くなったわ~て、どんな戦争でもこういうもんだよね!(爆)
今日から在宅仕事が入るので、視聴ペースは落とさなくちゃいけないけど、このドラマを見終わるまではちょっと「チュモン沼」から這い上がれそうもないみたい。ドラマレビューもたまってきちゃったよ、ヤバイなあ~。うーん、ともかくまたひたってきます。それではまた、ズブズブズブ。。。