チャングムの誓い 05/11/05 Saturday
23:10 NHK「チャングムの誓い」第5話「変革」
見習い少女たちの腕前試験?
クミョンの提案で「松の実刺し」、しかも暗くして、となりましたが。
先日の夜、クミョンの悪口をベラベラ話した相手こそクミョンと知ったチャングムの「アチャ~」やっちゃったって顔!(笑)
試験結果は、クミョン1位、チャングム2位で、二人は実家に帰ってよいことになりますが、チャングムは、自分の代わりに、母親の容態が心配なヨンセンを帰してくれるよう頼みます。
それにしても、また、クミョンの悪口のことで、ハン尚君に「口は慎みなさい」と言われるチャングム。クミョンに松の実刺しのコツを教わり、2位になったことで、少女たちから総スカンをくって泣いているのです。
チャングム「私のこの口、いつも失敗の元なんです」うんうん、そーだよね(笑)。
今回は、トックの特別料理人としての腕前を見ることもできました。なんと熊の手の煮込みです!最高尚宮や長官が珍しい「熊の右手」を入手したということで。トックは、熊が蜂の巣を壊すので、右手の方が滋養があると言います。
長官「この前は、左手がよいと言ったではないか」
トック「あ、あ、それは左ききの熊でして」
最高尚宮「????」
ともかく、手際よく煮込みを作り、王様もお気に召したようですが「薄味」だったらしい。トック妻に「ちゃんとやったのかい?」とチェックを受け、下味の塩を忘れてしまったことに気付く!!しかし、その前に最高尚宮に誉められた時には「自分で言うのもなんですが、私を誰とお思いで?国最高の料理人カン・ドックでございますよ」と得意げなトック叔父でした~(笑)。
今回の「変革」とは、最高尚宮の交代劇のこと。
以前から体調のすぐれなかった最高尚宮が、秘密裏に医者に容態を見てもらったところ(表だって診察を受ければ、即辞職らしい)、かなり深刻なものらしく・・・医者は女装?して帰る途中、女官とかけおちしようとしていた武官に、間違って抱きつかれて捕らえられてしまいすべてが明るみに出てしまった。
余談だけど、このかけおちカップルって、チャングムとヨンセンが夜、見ちゃいけない所を見ちゃったあの二人・・・でしょうね。
ところで、最高尚宮は辞職だけで済むの?これ、流刑ものの罪じゃないのかな・・・チェ一族だからそこはお咎めなし?
最高尚宮には、チョン尚君が抜擢される。風流を愛するお嬢様育ち?あらら、なんかシワシワのおばさんじゃないですかー?!彼女を「人形」として置いておくだけで、実際にはチェ尚君がスラッカンを牛耳ればいいだろうという人選だったのですね。
ところが、このおばさん!料理の腕もなかなかのもの!!
初日の早朝から、朝食作りに腕を振るいます。スラッカンの皆もびっくり!
豚肉の網焼きがお嫌いな王様には、高句麗秘伝の味噌だれメッチョクで味付けをして、「これはさっぱりしておる!」これなら食べられると、お誉めにあずかります。
最高尚宮初日のお祝いの朝食は、子供達もいつもと違う部屋で食べるということ。ハン尚君を差し置いて上座に座るクミョンのことを「なぜこの子が上座なのじゃ?」と聞く最高尚宮。
チェ尚君「卓越した味覚の子なのでございます」
そこで、クミョンに料理を一口食べさせ、調味料を言わせる最高尚宮。
クミョンはすらすら答えるけれど、正解ではないらしい・・・
最高尚宮「どうだ?この子の言う通りでよいか?」
チャングム「砂糖ではなく、熟した柿です」
そう!大正解でした~~!
柿は、季節の変わり目の風邪の予防になるし、前夜、お酒を召し上がった王様の二日酔いにも効くそうなー。
最高尚宮「そなたの味覚はずばぬけておるなーはっはっはっはっ(大笑い)」
あら、元お嬢様、意外に豪放磊落??
クミョンは上座から下げられることになってしまい、不満げなチェ尚君と二人の時、泣いていました。
満足気なハン尚君は、チャングムは仕込み甲斐のある子だと確信したのでしょう。それから毎日100日間、山で違う種類の山菜を採ってこさせ、その種類と効能を教えます。次には塩味のもの、それから甘い味のもの。いろんな種類の水について。また火について。
同じ頃、チェ尚君は、クミョンに料理の特訓をする。
こうして二人はライバルになっていくんですね。
宮中を走る子チャングムの姿が、18才のチャングムに代わる。
18才のイ・ヨンエ??そ、それはちょっと無理があるんじゃ・・・いかん、いかん。。。いよいよ来週からイ・ヨンエ編です。
それでは、今週も気になる言葉を(一部しか拾えませんでしたが)
■ セリは毒消しになるので、ふぐと一緒に調理するとよい
■ 三つ葉は香りが強いので、塩味を控えられる
まさに、医食同源・韓方医学(漢方じゃないんですって)ですね。