チャングムの誓い#51 06/10/28 Saturday
チャングムが王様の主治医を辞退しに行ったところ、キョンウオン王子がお倒れに~。なんと王子は天然痘にかかってしまったのです!治療法のない伝染病。都ばかりか村でも流行し、大変な騒ぎになってしまいました。
「そんなに簡単に諦めてしまうのですか?」と、王の主治医になることをチャングムにすすめるチョンホ様。「医局長やスグォン様を苦しめてまでは・・・申し訳ありません」と謝るチャングム。
王の主治医のことでは、一人だけ賛成していた役人がいたという話を聞き、チョンホ様を呼び寄せる王様。王様はチョンホ様の科挙試験の時のことを思い出していました。
↑ おお~これが少年ミン・ジョンホ!(もう少しイケメンにしてほしかった・・・笑)
そんなことを言ってる場合ではありませんでした。西のファリンソに派遣されたチャングムは、どんなに貧しい子供でも治療します。そして、他の地域からの天然痘患者もここに集めて感染をくい止め、村から離れた場所で一人で治療しているのでした。
村ではチャングムの書いた天然痘の予防法を、トックおじが面白ろ可笑しく皆に伝えていました。黄土水のお風呂に入り、炭を食べることなど、もし天然痘にかかっても軽く済むといいます。
王子を思い、泣き喚いていた皇后も、ぷっつり糸が切れたようになってしまい、ハンストに入ってしまいます。そんな皇后を諌めるミン最高尚君!「回りが諦めてはいけないのです!しっかりなすって下さい」と。その台詞、「チャングムだね?」すぐに目が覚める皇后。いい台詞を言ったのにすぐチャングムの言葉だと気づかれてしまってなんとなくバツの悪そうなミン最高尚君でした(笑)でも、グッジョブよー。
そこへ、チャングムが天然痘の子供を治したという知らせが入り、すぐさま村まで飛んで行く皇后。王子の治療をチャングムに頼みに来たのでした。
医局の皆が一つになって、王子の治療にあたります。チャングムの治療法は、「病をそのまま病ませてみせた」というもの。熱を無理に下げたり、膿胞の膿を止めたりしないというものです。ウンベク先生の指導の下に、適切な薬をその時々で使います。チャングムを嫌っていたウンビも改心したようで、協力していました。
そうして助かった王子様!皇后はチャングムに感謝するばかりでなく、謝っていました。
「人の子の病を利用して殺めようとしたとは、間違っていた。許しておくれ。この恩は決して忘れぬ。これからは思う存分医療を施すがよい」ああ~よかったね、チャングム。東宮暗殺ミッションは取り下げられました!
ここから王様、暴走します(笑)
チャングムに褒美を与えたのはもちろんなのですが、なんと位をお与えに!
そして、大臣が反対の言葉を言うごとに、位をあげていくよー。
さすがのチョンホ様もビビっている様子でしたが、男・女でなく「人」として適所に適材をおくことが大切と考えているチョンホ様ですから、王様のお気持ちもお分かりでしょうね。大臣たちはもちろん猛反発ですが、イクピル先生が王殿に上がって「ネイウォンをあげて賛同します」と表明。チャングムが「母の心の医術を行える医女」であることを強調していました。
何も知らずに働くチャングム。国の根幹を揺るがすと、大臣が大騒ぎしている事態。どうなるのでしょうか~。
<今週のトック妻>
チャンドクさんが無料で薬を配るのを手伝っていたトック妻。やはり二人の子供を天然痘で亡くしていたようですね。「この薬があれば助かっていたかもしれない」とわが子を思い出して泣いていたトック妻、気の毒でした。いつの間にかイルトがいなくなってしまいましたから・・・これでいきさつが分かりました。チャングムのような医者がもっとはやくいればよかったのにね・・・