コマスムニダ #9~#16 08/04/19
このドラマに、英語で「Thank you for the miracle」というタイトルがついていることを知りました。そう~miracle、奇跡に感謝なのよね。私も、このドラマに出会えたことに感謝したいです!
号泣に次ぐ号泣で、結局あっという間に見終えてしまいました。本当はまだしばらく「青い島」にいたいくらいです。
ボミ家はどん底の思いを味わい、ギソは一時Dr.コトー状態になったり。
「ER」でもよく見た気管切開も出てきました。チョサンベが目撃していて大変なことになってしまったけど。。。
一番変わったのは、ソッキョン母でしたね。駆け落ち婚!だったのに、夫が女と逃げてしまい、ずっと恨んで生きてきた。だからソッキョンにも父を悪人だと教え、ソッキョンもひどい父を恨み、見返して復讐するために生きてきた。ヨンシンとボミを見捨てるようなことをしてまで。。。
でも、ヨンシンはボミに、父親(ソッキョン)を世界一優しくいい人だと教えて育ててきた。この違いは大きいよね(泣)
それに、ヨンシンはボミを本当に優しい子に育てている。「おもちゃを握り合ったら友達に譲れ」と。だから嵐の日に、友達と防空壕に閉じ込められた時、自分よりも、泣いてる友達を先に助けてあげてと母に言ったボミ・・・ここでヨンシンが大ケガをして、涙の献血騒ぎにまでなるとは思わなかったけど。ヨンシンの子育ては、ハラボジから受け継がれてきたものだったのよね(泣)
しかし、あんなにヨンシンを見下して、息子とくっつかないように脅していたソッキョン母が、ボミの病気のことも知った上で、孫娘として守っていくようになるなんて~!なんかそれこそ「奇跡」だと思ってしまったわよ~でも・・・もうソッキョン達は、ボミ一家に関わるには遅かったのよね。
ソッキョンも、ずっと見ないふりをしてきたヨンシン達に、10年かけて戻ってきたけれど。
病院のベッドにいるヨンシンにキスをしたり(ギソに見られていたヨンシンが可哀想だったけど・・私はきっとヨンシンが「違う!この唇じゃない」って、キスされながら感じ取ったと思うわよ~笑)、アジュマ達が見てるのに(またまたヨンシンが可哀想!)、道で彼女を抱きしめたりしたけど。。。この時は、抱き返さないヨンシン(性格上できないと思うけど)に、ソッキョンも(ダメかも)と感じたかしら。
ヨンシンを諦める決心をしたソッキョンが、「ボミに父をいい人と教えてくれてありがとう」と言ってましたね。この二人の別れは素晴らしかったです(泣)
さて、素敵なヒョギは(笑)入院中のヨンシンのシャンプーを黙ってしてあげたり、ヨンシン一家を「奇跡」と呼んだり。私の心も揺すぶられます~でも一番の萌えポイントは、薪割りのシーンだったわ(笑)へたくそだった薪割りがうまくいった時のヒョギが、素みたいに笑っていたんですけど~!ギソと別人だったし(爆)
往診した家で、雑用や薪割りをやっていたギソが「ドクターはロボットか?!」と、ヨンシンに文句を言った台詞。字幕は「ロボット」だったけど、「マジンガーZ」って言ってたよね。面白かったわ。
一度は島を離れたギソだったけど、ソウルでは、夜も眠れない、息もできないようになっていて。。。ヨンシン達のところ、あのクレメンタインが聞こえるところじゃないとダメなのよね~
島に戻り、「家族になりたい」とヨンシンに言ったギソ。抱えるものが多いヨンシンは返事はできなかったけれど、二人はいい感じになっていった。でも、ギソがとうとう亡くなった彼女の言葉をヨンシンに伝えると、今までのことは「罪悪感」からのことだったのかと傷つくヨンシン。。。
ギソに何も言わずに島から引っ越していこうとしたけれど、島の皆が止めにくるクライマックスが!!激しく反省していたチョサンベだけでなく、民宿の息子まで来るなんて~そして島の皆がどんどんヨンシンの家に荷物を戻してしまうところがすごかったです~(泣笑)
それは、あの亡くなってしまったハラボジのチョコパイの名前が“情”であったことがいきてきた感じでした。。。静かに逝く前の晩に、島の住人1軒1軒にチョコパイを1つずつ置いて「ありがとう」と言って回ったハラボジ~配りきれなかった分は、ギソが置いてきてくれた。。。そしてこれが最期だと悟ったハラボジは、眠っていたギソのところにもチョコパイを置いてお礼を言い、ヨンシン・ボミの布団を直してお礼を言って、ボミにVサインをしていい笑顔を残していったのね(泣)ハラボジのVサインって、以前は「Lの字」だったんだけど。。。まあいいか。
島の人達のボミ一家への偏見がなくなったことも奇跡のようだったし、ハラボジが写っていた心霊写真!を気味悪がらずにしんみりしてる弟たちを見て、オ先生兄のドライアイから涙が出てきたのも奇跡?のようでしたね。あれは「心の汗」か~(笑)
このオ先生も、久しぶりに会った兄との会話で「結構医者に向いてるみたいなんだ」と自信を持ち始めたところもよかったです(奇跡?笑)
そして、オ先生が覚えていた、元医師ギソ父の言葉、「病気ではなく、まず人を診ろ」。ギソ父の深さが分かるところだったわよね。ヨンシンの容体が悪化していく中で、父に電話をしたギソ。父は的確なアドバイスをしてくれて、ギソは父に「ありがとう」と言う。息子からこの言葉を聞いた父の思いはいかばかりか~(激泣)ギソ父の出番は少なかったけど、この二人のやりとりも素晴らしかったですね。
ラストの幸せそうな海岸のボミ達とギソ。
以前、ヨンシンの「あなたにとって私達は何?」という問に、「奇跡だ」と答えていたギソの声がかぶって終了でした。本当によかった~~このドラマ!
ベテランのハラボジももちろん凄かったけど、ボミには驚かされました!ほんとにうまい、というか、表情が素晴らしい~~
後半には、いよいよエイズのことが村中に広まってしまって、言い表せないほど辛い思いをするボミ。泣くところも笑うところも本当に良かった!ギソを見かけると、いつも嬉しそうな顔をするから、あの笑顔を見たらギソの心だって溶けてしまうよね。
ソッキョンと父娘か?と言われた後、思い出して「ウケる」と笑ってたのが、ちょっと柳原可奈子入ってて私もウケましたが(笑)
ボミのオーディションには、ソッキョン母と似ていることが必須条件だったんでしょうかね~二人がバラの泡風呂に入るところがラブリーでした。泣けたけど。。。
まったくまとまりのないレビューでしたが、まだまだ余韻が残っているということでm(__)m
じゃあ、最後にハラボジチェック(笑)
・民宿息子を「ぐうたらぶー」と呼ぶ(この訳もすごいよね!爆)
・看護師は「おたんこなす」、他にも怒った時は相手を「おたんこなす」と呼ぶ
・二段ハンバーガーの影響で、二段チョコパイを作っていた
・「チョコパイタワー」作りのコツを、建築科卒のソッキョン(さすが!)に教えてもらった
・膝枕で眠っている人の顔に両手をかざして日よけしてあげる(泣)