チャングムの誓い#33 06/06/17 Saturday
医女試験に合格した修練生たち。これから半年間、試験でふるいにかけられ、医女として残る者、落第(不可3つ)して奴婢に戻る者に分けられるといいます。
厳しいイクピル先生にいきなり名指しされるチャングム。
チャングムは、すでに「不可が1つ」と言われてしまいます!ビックリするチャングム。先週の地主の息子を医者でもないのに治療したことがうぬぼれだと言われ、「許せん!」と怒られてしまうのでした・・・
授業が始まってもシカトされてしまうチャングム。「誤解でございます」と直訴に行っても聞き入れてもらえないのでした。「医女になってはならない人間」「品性のかけらもない」と厳しい言葉だけ・・・これは辛いスタートですねえ。
その後の試験で、また不可をつけられてしまったチャングム!またまたイクピルに直訴に行きますが、「医師が持つべき恐れが欠けている」「謙虚さが足りない」「これ以上恥をかくまえにやめろ」「ただ医女になる資格がないから不可をつけた」と、散々な言葉を浴びてしまいます。
これは、ちびだった頃に「女官になる資格がない」と追い出された時と同じ言葉・・・あああ~本当にこの回想シーンは辛いですー(涙)
チャングムは必死なのよね。洗濯~炊事、全部一人でやるから・・・とがんばっていましたが、それもイクピルに「医師は意地でなるものではない。悪あがきはよせ」と一喝されてしまいます。確かに先生の言うことは正しい・・・チャングム、ますます窮地に追いやられてる??
当時の悪しき風習、医女を芸者扱いにして宴会に出させるという命令が別な先生からあり、皆は宴会場へと向かいます。イクピルの実習を受けるのは、チャングムとシンビだけ・・・3人の患者の診察をする二人です。
チャングムはスラスラと診断するけれど、なかなか診断できないシンビ。「診断にどれくらいかかる?」とイクピルに言われ、「10日かかります・・・」と言うシンビの言葉を受け、「10日後、診断と処方箋を出すように」という先生。チャングムには患者の世話を命じます。
もう自分の実習は終わったかのように、掃除などしていたチャングムは、シンビの「患者の話を聞く姿勢」にハタと気付かされます。「知識だけに頼っていた。うぬぼれていたわ。先生の仰る通り」と。
10日後の授業の時、チャングムとシンビのペアが、3人の患者の微妙な病状の違いなど、言ってのけます。「私は謙虚さがなく、傲慢でしたが、シンビが突き止めました」と言うチャングム。それはイクピルの求めるものだったのでしょう。しかし「まだお前を信用することはできん」と言う先生。また別の筆記試験が始まるところで、つづくでした。
今週のチョンホ様~
役所の至るところにはびこるオ・ギョモ菌と戦おうとするチョンホ様。仲間集めに苦労しているようでした・・・でも、トック家では、チャングムが住むことになるであろう部屋のオンドルの修理をしていました。トック妻にからかわれたりして・・・今週はチャングムと会わなかったんですね~??
そして今週のトック夫妻~
誇りも自尊心も捨てて、酒の注文をパンスルから取りつけようと、泣く泣くやってくる夫妻。パンスルの家の仕事まで手伝ったりするけれど、はねつけられてしまいます・・・しかし、その外で、チョンホ様から、宮中での薬膳料理と酒の注文を受ける二人!敗者復活です~。
「誇りは?」
「復活!」
「自尊心は?」
「それも復活!」
と、相変わらずの夫婦漫才をやりながら、パンスルの屋敷に戻り、手伝った仕事を元に戻しちゃう二人(爆)しかし、パンスル家でも料亭に酒を入れるように頼んでもらえたため、掘ったのを埋めたのをまた堀り治すトック!!これはもう最高でした~!
しかし、実は、リタイア寸前の私です・・・BSの時もこの辺で苦いリタイアをしていた私。どういう理由か自分でも分からないけど、チェジュドから都に戻ってまた疲れを感じるのは確か・・・今回も、薬草だのの効能を言い合う所など、料理の競い合いよりもずっと疲れてしまい、めまいがする思いでした。なんとかここを乗り切れますように。もう少し先の、年末集中放送だったところからは、すごく盛り上がったので、ここが正念場かもしれません。