ホジュン#17~#20 07/04/24~27
第17話
おバカのプサンポと、妊婦のお腹の女児を男児に変えるという転女為男法を始めるホジュン!と思ったら、プサンポはホジュンも騙していたー!ホジュンの脈診で男児らしいと知ったプサンポは、家人(両班)には「女児らしいが転女為男法で変えられる」と言い、ホジュンには「妊婦の世話を」とだけ言っていたのです。
お金はもらえたけれど、ダヒは「どこに幸せが?」と言うのでした。相変わらず厳しいダヒです。。。
ところが、家人が「転女為男法」と言い出したので、ホジュンはビックリ。プサンポの話を聞いて「詐欺師~!」と怒ります。とそこへ、「医員を名乗る奴らがいる」と役人がホジュンとプサンポを捕まえに来てしまい、二人は県監のところへ連れて行かれて叩かれてしまいますー。
そこへ県監に呼ばれたウィテがやって来て、二人を見てビックリ!「私にも罰を」と言い出します。二人は門徒だったので自分の不徳だと言うのです。そしてホジュンのことを「必ず貧しい人々の役に立つのでお許しください」と頼んでいました。師匠~やっぱりホジュンのことは評価してくれていたんだよね。。。
一旦は牢屋に入れられた二人ですが、帰宅することができました。しかし、ひと月引きこもってしまうホジュン。ますます生活は貧窮し、ダヒは乳も出なくなってしまいました。。。
イルソとヤンテに「報酬はいいが命がけの仕事」であると教えてもらった鉄鋼山の仕事に行くことにするホジュン。ほとんど休むことなしに働くのでした。
そんな中で、ずっと咳き込んでいる老人を心配し、薬草で薬を作って飲ませるホジュン。咳はすっかり良くなったようです。ところが洞窟が崩れ、ケガ人が出る事故が起こります。老人は「お前、医員だろう」とホジュンに声をかけ・・・ためらっていたホジュンも懸命にケガ人の治療にあたるのでした。ちょうどそこへ訪ねてきたダヒ。そんなホジュンの姿に感動している様子。
ホジュンも「一人救うたびに欲望から救われる」という大師の言葉を思い出していたのでした。
第18話
「師匠のお許しを乞いましょう」と言うダヒの言葉に従い、ウィテの所で土下座をするホジュン。しかし「出世に目がくらみ」とウィテはまだ許してくれませんでした。医院の前に土下座し続けるホジュンですが、ウィテは無言で通り過ぎていくだけでした。しかし、大師がホジュンに声をかけてくれます(イェジンが頼み込んでいたようですが)。「心が満たされるというならば、私についてきなさい」と。イェジンは「難病を恐れるのは偏見です」と言い、大師についていくことをホジュンに勧めていました。
ホジュンは大師のいる三寂寺に行くことを決意。イェジンはそっと見送るように佇んでいました。そのイェジンは意識を失い、寝込んでしまいます。ウィテは「心の病だ。時期がくれば治る」と言うのですが・・・イェジン~そんなにホジュンのことを思っていたのねえ。
山の中を歩き、やっと辿り着いた大師のいる三寂寺。そこにはあのアン師匠もいました。薬材と蛇を煎じた薬の強烈な匂いに吐き気を覚えるホジュン。アン師匠に笑われていました~。
そこで、ずっと太鼓を叩き続ける青年の姿・・・それは大師の息子だと言います。かなり訳ありな様子。そこからアン師匠の昔話が始まるのでした。
10年前、内医院の同期生だったアン師匠と(大師)ミンセ。主席で優秀なミンセは、ヤン様の寵愛(て、こういう時も言うんだ・・)を受けていました。ヤン様はミンセを特別扱いのように出世させるのですが、ミンセ自身は出世や権力には興味がなく、ヤン様の辞令も断るのでした。アン師匠の妹と結婚し、息子サンファが生まれ、幸せに見えた一家。ところが、息子が行方不明になる事件が起きます!
第19話
息子サンファが門の前で遊んでいた時、難病患者が通りかかったという。その難病患者を追うミンセ。サンファの靴を見つけたミンセは怒りにまかせて難病患者の3人を殺してしまいます。サンファの衣を羽織った少年と出会うミンセ。二人は、殺人者の子と、その子の親兄弟を殺した者としての悪縁として出会ってしまったのでした。一人残されたその子を養子としてサンファと改名させるミンセですが、妻は耐え切れず自害してしまいました。
内医院を辞め、僧侶になって、難病患者の治療に一生を捧げることを誓ったミンセですが、養子サンファはミンセを恨み、またミンセもサンファに殺されるのを待っているのかもしれないと言うアン師匠。大師にはこんな悲惨な過去があったんですね。
一方、体調は回復したイェジン。しかし、床に臥せっている時はドジが勉強もせずに付き添っていたことが気に入らないドジ母。ホジュンにも気があるのだろうと言い、「身の振り方を考えなさい」と責めていました。そんなこともあり、ホジュンのいる三寂寺を目指すイェジン。彼女が家を出ていってしまったことももちろんショックなドジです。母に向かって「なぜ追い出したのです?」と聞くドジ。「あの娘はホジュンが好きなのよ」「母上のせいです。結婚させてください。イェジンがいなくては何もできない!内医院にも入れない!」ああ~~情けない息子。こんなダダっ子みたいな息子を持った母に同情さえ覚えるよ(笑)これを言ったらキツいけど、その子を育てたのは母なんだよね。。。(ウィテの血は引いてないように思われ・・)
ダヒは医院に頭を下げ、「手伝いをさせて下さい」と頼んで下働きを始めました。「どんな屈辱にも耐えてみせます」て独り言だよね~?うーん。厳しいことを言うようだけど「屈辱」と感じてしまうのが元お嬢様だった所以か・・・とにかく頑張ってください。
三寂寺に着いてホジュンに微笑みかけるイェジン。「しばらくここにいさせて下さい」と言っていましたが、途中で二人の難病患者を見たと言います。それは逃げ出したサンファとスヨンという娘でした。こんな時でも「仏様が守ってくれる」と笑っている太っ腹なアン師匠~~!
ホジュンは、薬草を売りがてら二人を探しに行くことになりました。
第20話
ホジュンが行った町で、あのサンファとスヨンが囲まれ困っていました。本当に一般人たちの難病患者に対する態度は冷たい・・・治療法もないというこの時代、ひどい偏見の目にさらされていたんですね。二人をかばうホジュン。また帰りたがらないサンファを説得して、三寂寺に連れ帰りました。
しかし、父子の気持ちはすれ違ったまま。「人間らしく生きたいなら恨みをすてろ」と言う大師でしたが、サンファはまた太鼓を叩き続けるのでした。
仏に祈る大師は、書を書き、丸薬を取り出しましたが・・・なんとそれは毒草から作った薬!書には「私がこの薬を試す。大丈夫なら患者に使うように。ワシを許してくれ」と書かれていました。。。血を吐いて倒れたままの大師。サンファも父にすがって泣いていました。しかし、ホジュンとイェジンの治療で息を吹き返した大師。患者たちの祈りも通じたようです。
勉強が手につかないドジは、三寂寺までイェジンに会いに来ますが、患者たちをよけるように歩いていて・・イェジンと再会したドジは「なぜ?移ったらどうするんだ?」と医員らしからぬ言葉~。「大丈夫。それは偏見です」と答えるイェジン。「帰って結婚しよう。母も許してくれた」と言っているところに現れたホジュン。ドジは驚きます。あれ?二人が一緒って知らなかった?!「理由がわかったよ、帰る!今日限りお前のことは忘れる」と帰っていくドジ。家には泥酔して帰り着きました。呆れる母は「なんて女!どこまで苦しめるの?」とイェジンを恨むのでした。
あと3ヶ月に迫った科挙試験。ドジ(立ち直った?)は丹陽の静かな寺で勉強に専念することになりました。ウィテも「がんばってこい」と送り出していましたが、ヤン様の怨恨問題はどうなるのかなあ??
大師もホジュンに科挙の受験を勧めます。「出世のためではなく、内医院にある古今の医書、珍奇な薬材、体系的な医学を学ぶ大切さ」を説く大師。「ワシの夢を成し遂げてくれ。いつか必ず難病の特効薬も見つけて」という言葉に、迷わず受験することを決めたホジュン。
イェジンに「お嬢様の助けがなかったら酒で廃人になっていました。ご配慮とご恩を忘れません」と礼を言い、立つホジュンを患者たちも涙で見送っていました。イェジンはこれからどうするのでしょうか。
ホジュンとドジの科挙対決、競い合いが始まるのかな。ドジがまた何かやらかしそうでイヤな感じ??
とりあえずトック&パンスルチェック
トックことオグンは、ドジに注意されて「青二才が生意気に~~~~」とマジに怒ってました。やっぱりドジのことはそんな風に見てるわけね、了解(笑)
また、ハマンの妊娠に刺激されたのか?、医院の女中に色目を使い、鶏の薬膳料理のようなものを食べさせたり、指輪をあげたり・・・何やっぱり子供が欲しいわけ?でもその前に「結婚」しなきゃダメなんじゃ~?この時代、デキちゃった婚はありえないよね。それにこの女中さん、まだ子供が産める年なの~?!(爆)
パンスルことイルソは、妊娠した妻(こっちも「いくつの妊婦だよーー?!」と散々突っ込み!爆)に振り回され、あれが食べたいこれが食べたいと・・「王様に仕えてる気分だ」とこぼしていました。「マル高」なのが心配だけど、ハマンならお産が軽そう~。立派な赤ちゃんを産んでください。