チャングムの誓い 05/10/15 Saturday
23:10 NHK「チャングムの誓い」第2話「永遠の別れ」
今回、後半は涙・・涙・・・・
ああ~ 哀れ 子チャングム。
彼女は、父チョンスにとって「3番目の女」でしたね。
「自分を死なせるが、多くの命を救う」といわれた、3番目の女。
この時代、身分制度には厳格できついものがありました。
武官と女官という身分を隠して暮らすチャングム一家は
白丁(ペクチョン)としてひっそり暮らしています。
勉強好きなチャングムは、両班(ヤンバン)の子供が学ぶ寺子屋に行ったり、両班のお坊っちゃまと遊んだりして、母親に叱られる。厳しくしつける母ミョンイは、チャングムのふくらはぎを棒で打ち、チャングムのふくらはぎはあざだらけになっている。体で覚えさせてるんですな??
父チョンスは優しくチャングムに接するけれど、武官であることは、自分がいいと言うまで
決して言ってはならないと、チャングムに諭します。そう、その一言は命取りだもの。
両親とも、身分がばれて役人に捕らえられてしまうことを、一番恐れているんですね。
彼らの心配は的中します。
異常性格者で残忍な王、燕山君が、とうとう母である中宮の最期を知ってしまい
母が子に遺した無念の血染めの布を見てしまいます。そして、中宮の処刑に関係した者と
その親族まですべて捕らえるように命令するのです。
そんな中、村でお祭りがあって、相撲大会を見ている父とチャングム。
チャングムにせがまれて相撲を取った父が強いものだから、負けた男が悔しがり
自分の脇腹を自分で切って「こいつが刺した!」と、ぬれぎぬを着せてしまう。
しかも、回りの者も「白丁(ペクチョン)のくせに」と、父を責めたてるので、たまらなくなった
チャングムは「お父さんは武官です!」と言ってしまう。 ああ~その一言・・・ヤバイです。
実は、村には燕山君のお達しで、人相書きのある指名手配の紙が貼られていて
父は村人たちに手配中の男だということを知られてしまい、役人に連れていかれてしまうのです。
急いで家に帰るチャングム。
じきに家にも追っ手がきてしまうので、母と二人、急いで逃げなくてはなりません。
チャングムの荷物の中には、父からもらった、墨坪付きの筆と小刀のセットがありました。
あー!これってもしかして、ナニがナニしたアレじゃないですかあ?!(自粛、自粛・・・)
母ミョンイは、チャングムに男の子の扮装をさせ、友人で水刺間(スラッカン)の女官である
ハン・ペギョンに手紙を書くのでした。初めて友ミョンイが生きていたことを知り喜ぶペギョン。
いろいろ手を尽くして、ミョンイを助けようとしますが、最高尚宮(チェゴサングン)ら、
悪党揃いのチェ一族に知られてしまう。
役人に捕まって連行されるチャングムたちの一行を、チェの家来が襲ってさらうということまで!
チェ家では、二人の命は風前の灯火・・・
そこへ、役人がガサ入れに来て、またチャングムたちは役人に連行されますが
それを再び襲うチェ一味。役人も矢に倒れ、母ミョンイも矢を受けてしまいます!
しかし、彼女がその場では死なず、逃げたと聞いたチェゴサングンは一言
つくづく運の強いおなごじゃ!と、怒りをあらわにしていました。こわっ。
うわあ、ここまでのあらすじがこんなに長くなってしまったわ。
ここからが、涙、涙の悲しいシーンなのに・・・
余りにつらいので、ここからはさらりと書くことにしましょうか。
チャングムと弱っていく母、「永遠の別れ」の時が近づいています。
母は、チャングムが夫チョンスにとって「3番目の女」であったことを納得。
その運命通り、チャングムには強く生き抜いて、沢山の人を救う立派な人になりなさいと言います。
チャ「お母さん、食べて。食べてないから弱っているのよ」
母「・・・美味しいわ・・・」
チャ「お母さん、噛めないの?じゃあ、私が噛んであげるわ」
いくらチャングムが野苺を噛んで、母に含ませようとしても、もう母は動きません。
気丈なチャングムは、石を運びそれを積んで、母の亡骸を葬るのでした・・・
母が荷物の中に書いて遺したという手紙。
そこには「水刺間(スラッカン)の最高尚宮(チェゴサングン)になっておくれ」という言葉が。
こうして、チャングムは宮中をめざすことになるのでした。
かわいく賢い子チャングムに涙を誘われ、すっかりハマってしまったようです。
私のブログ、文章が長い時はハマってる証拠(笑)。
つまらないドラマだと、あっさり短いという指摘を受けたことあるの(爆)。
それから、今回の感想としては、母ミョンイの作るお料理の美味しそうなこと!
ほうれん草のナムルみたいのや、ズッキーニ(じゃないよね、まさか)のようなものを
スープに入れて煮込んだものとか。
たしかチャングム料理教室みたいな番組ありますよね。
ドラマと一緒に見ると、なお一層興味深いかもー!